前にいた子のおはなし...


はじめに
1.出会い
2.親離れ子離れ
3.うんちゃん?
4.予防・・・って?





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由葉が我が家にやってくる1年前まで、我が家には黒いワンコがいました。
本名は明(メイ)、でも、私と夫と友達は「うんちゃん」と呼んでいました。
その子のおはなしです。

二代目明(メイ)も寒い日は家の中、暖かい日は外と言う形で飼われていました。母犬と長く一緒にいたせいか、生まれつき頭が良かったのか、特に躾をした訳でも無いのに、排泄はちゃんと外の決まった場所でするようになってくれました。階段の上り下りも出来るようになり、取っ手を下げるタイプの台所のドアも開けられるほど賢く育ちました。

ある日、仕事から帰ると、そそそ・・・っと義父の部屋からメイが出てきました。「おや?」
隙間から覗くと、お座布団の上に義父の好物カリントウが・・・、「もう、おとうさん、お菓子出しっぱなしにするから、メイが入り込んじゃう・・・」と、片付けようと部屋の電気点けて、お座布団をもう一度見て、「うっそぉぉぉぉー」声にならない声を上げていました。薄暗い中で見たカリントウだと思った物は、メイのウ○コだったのです。

お座布団のまんまん真ん中にポロンと、、、頑張っている時に私が帰ってきて慌てて済ませたのかな?とか、想像したら怒れるよりも笑えてしまいました。
笑いを噛みしめながら、義父に知られないように、急いで何も無かったように片付けを済ませました。
何も無かったことに・・・とは言っても、黙ってはいられるハズもなく、夫が帰るなり、その出来事を話しました。夫も怒れず笑い転げていました。そして、その日から私と夫はメイを「うんちゃん」と呼ぶようになったのです。

・・・お食事中の方、ごめんなさい。