名鉄住吉町駅から歩いてすぐに赤レンガの建物があります。竣工明治31年の建物です。
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前回は遠巻きに見ただけですが、今回は間近で見ることができました。逆光になってしまいましたが、最上部の窓はステンドグラスになっています。 |
外側の筋交いは、ドイツのデザインを参考にしたものただそうです。 |
南西には外国の庭のような場所もありました。丸窓がとってもステキです。 |
いよいよ内部に入ります。こんなキレイなお姉さん方が出迎えてくれました |
外壁は空気層があるレンガの五層構造になっていて断熱効果や湿度を保つことも出来たそうです。 |
いたるところに年代を感じます。 |
シブリ映画「風たちぬ」にカブトビールが出てくるそうです。 |
床(天井)も耐火の目的でレンガ作りになっています。 |
アーチ状の窓がとってもステキです。。 |
耐火の床(天井)は、強度を増すためにアールになっています。 |
階段は木製でした。なかなかいい感じの階段です。 |
トロッコに積んで運んでいた様子です。木箱はもう見かけなくなりましたね。 |
覗き込むと車輪とレールがありました。(汗)小さくて読めない。 |
この木箱、、、欲しいなぁ。スツールとして使いたいなっ。 |
当時のポスターです。かなり色っぽい絵だと思います。 |
上腕と太もも、現代のポスターなら露出度控えめな方ですが、妙に色っぽく感じます。 |
こちらは少し幼い感じのお姉さん。未成年っぽいので今なら問題になりそうなポスターですね。 |
王冠換金のPRポスター???コミカルで楽しいデザインです。王冠って換金できたんですね。 |
ホーロー看板と木製の看板。 |
カブトビールの「カブト」は「加冨登」と書くんですね。 |
新美南吉生誕100年記念という事で、半田市内の色々な場所で記念の催しがあるようです。
赤レンガ内部にも新美南吉の展示がありました。 少し前にネットで話題になった時に、私は「ゴンぎつね」の話を少し勘違いして覚えていたことに気がつきました。 |
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新美南吉さん(と思われる人)と記念撮影しました。 |
ゴンぎつねもいました。 |
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展示を見学していたわかったことなのですが、1994年に解体が決定し、一部は解体が始まってしまったそうです。
「残してくれ」と言うのは簡単なことですが、維持していくのはとても大変なことだと思います。保存に関わった皆様に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 今この瞬間にも歴史ある美しい建物が姿を消そうとしているかもしれません。この建物にも戦争の爪痕が残されています。芸術的な観点だけではなく、栄え華やかだったことや、悲しいことなどを静かに語ってくれている気がします。 うまく表現できないけど、少し前までは「過去は振り返らない」と歴史が苦手なこともあって、あまり知ろうとしなかったのですが、ここ数年としを重ねたためか、色々な歴史的背景を知ることは大切だと思えるようになりました。私もそんな歴史の保存に微力でも力になれたらいいなと思いました。 |
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内部見学コースの締めくくりは、復刻版カブトビールや関連グッズ、ドイツパン等のお買い物です。 |
喫茶コーナーもあったので、甘酒を飲みながら少し休憩しました。この部分の天井は木造です。 |
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赤レンガを後に「紺屋街道」を歩いてこんな建物の前にやってきました。 |
本日昼食のお店「うさぎ屋」です。いろいろな所にうさぎの置物がありました。 |
食べたのは一番お値打ちなお弁当1260円!いろいろなものがギュッと詰まって、楽しく美味しく頂きました。この他にデザートも付いてました。 |
お腹がふくれたので、またまた歩きます。
次の目的の酒蔵に予約の電話をしました。途中の和菓子屋さんで「ちんとろ最中」を買いました。ちんとろ最中は、お祭りの船の形をした最中だそうです。 酒蔵へ向かう間にも色々なものが目に入ってきます。またまた次回が楽しみになる街です。 |
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国盛「酒の文化館」に着きました。お酒ができるまでと歴史が学べます。見学の後の試飲がとっても楽しみです。 |
酒蔵の目印の杉玉は、もうすぐ青々とした新しいものに変わります。 |
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ちょっとコースを外れて運河の東にやってきました。キッコウトミ(醤油と味噌の工場)の路地を歩いています。 |
ミツカン「酢の里」も当日予約ができました。酢ができる工程を学べます。 待ち時間にお迎えの茶屋で黒酢を掛けたソフトクリームを食べました。 |
中埜さんは色々手広くやっていたらしいです。敷島(現Pasco)も関係していることを知りました。ビール=麦だものね。 |
旅もそろそろ終わりに近づいてきました。帰りはJRで帰ります。
JR半田駅の跨線橋は日本最古で明治43年に設置されたそうです。鉄道がちょっとだけ好きな私には一粒で二度おいしい建物です。 時間があったら日本最古の現役駅舎「JR亀崎駅」で降りてみたかったです。 |
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木造の人道橋を渡ってホームへ向かいます。 |
階段部分の斜めの窓。長方形じゃなく菱形なのは何故なのかな?デザイン?それとも実用的な理由? |
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こん駅だと電車を待つのも楽しいです。柱のデザインも凝っていたり、いろいろな部分に明治を感じます。
今回ものすごく久し振りに電車に乗ったのですが、電車に乗ると「旅」と言う気持ちが更に高まります。 また電車に乗ってふらりと出かけたいと思いました。 |
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向かい側のホーム。瓦屋根です。 |
もちろん電車を待つ私の上も木造で瓦屋根。 |
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さあ、電車を降りたら自転車を漕いで帰ります。
いっぱいお土産買ってしまったのはいいけど、前カゴ無いです。・・・どうしましょう? 割れ物のビンもります。駅のカフェでコーヒーを飲みながら、プリントした電車の時間や地図などの用紙をクシャっとして瓶に巻いてみました。 そして、ブレーキの邪魔にならないように、ブラブラしないように、しっかりハンドルに結びつけました。 |
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本日のお土産は、復刻版カブトビール、陶器のカップ、純米酒、プレッツェル、ちんとろ最中。モナカを買った和菓子屋さんの袋がカワイイ♪ |
そして、パンフレット色々。 |