VIGOR  (ビガー)  お世話になった期間・・・1988年2月〜1989年10月ころ  次アコードへ  愛車歴へ戻る




我が家の初めての車です。
それまで、有れば便利だろうけれど、無くても別に困らない。。。と思い、夫婦とも免許も持っていませんでした。
夫は原付の免許を持っていて、原付通勤していたのですが、冬のある朝まだ暗い時刻の出勤途中で、落とし物の丸太ん棒に行く手を阻まれ、
バイクもろとも宙を舞って鎖骨を骨折する事故に遭ってしまったのです。
それで、バイク通勤が心配になり、車の購入を検討したのでした。

今思えば、初めて買う車にしてはちょっと渋い選択だったような・・・。
義母の知人の車屋さんに相談して、何台か見せて貰ったのですが、どれもしっくり来なくて、最後にこれはどうだと見せられたのが、ビガーでした。
なんか、聞いたことが無い車だけど・・・と、半信半疑でいたのですが、なんとなく一番印象が良かったので、これに決めたのです。
写真はベージュですが、我が家のはエンジのメタリックでした。

1750cc CVCC水冷直列4気筒横置OHCで、パワステ、パワーウインドウ、集中ドアロック、フェンダーミラーの角度が電動で運転席で変えられという
いわゆるフル装備というやつでした。ついでに、クルーズコントロールと言う、速度を設定するとその速度で走り続ける奇怪なシステムも付いていました。
そして、知る人ぞ知る「ホンダマチック(スターレンジ)」の4速フルオートマチックでした。

現在所有している車と比べたら、至れり尽くせりの仕様だったのですが、知らないことは怖いもので、
それが普通の装備だと思っていた私は、友達が手を伸ばして助手席のロックをしているのを不思議に思っていたのです。
当時免許を持っていなかったので、私自身はドライビングする事は無かったのが、少し残念です。

珍しさも手伝って、毎夜「運転練習」と称して、車で出掛けてばかりいました。土曜の夜出掛けると、何度と無く車窓から日曜の朝日を見ました。
若かったから出来たんですね。今では、夜通しドライブするなんて、考えられません。
カメラを持ち歩くことが少なかったため、写真が残っていないんです。この写真はカタログを拝借しています。